兜山古墳(鯖江市)概要: 兜山古墳は5世紀に築造されたと推定される直径約70m、高さ約7m、幅約17mの周溝、墓域直径約90m、二段築成の大型円墳で、円墳としては福井県最大規模を誇ります。元々は左右に小規模な古墳があり平面的に見て兜のような形をしていた事から兜山古墳と名付けられたようです。
周囲には大小数10基からなる古墳群が形成されていて、当時、政治的な力のある集団が存在していたと思われます。兜山古墳の頂部には八幡神社が鎮座し、境内が神域となった為、古墳自体の形状が比較的保たれています。兜山古墳は大変貴重な事から昭和52年(1977)に国指定史跡に指定されています。
兜山古墳:上空画像
【 参考:サイト 】
・ フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
【 参考:文献等 】
・ 郷土資料事典-ふるさとの文化遺産-福井県-出版元:株式会社人文社
・ 日本史跡大辞典1-出版元:株式会社日本図書センター
・ 発掘が語る日本史3東海・北陸編-出版元:株式会社新人物往来社
・ 現地案内板-鯖江市教育委員会
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